仏事で使う樒 (しきみ)など【葉物をシャキッと長持ちさせる方法】

白い花瓶に生けられた緑色の植物。少し元気がない

切花や葉物を花瓶にいれて飾るときに

「なんだかしおれて元気ないや…」

と、残念な気持ちになってしまったことはありませんか?

しおれてしまった植物たちは、水を取り替えたり、日差しに当ててみるなど試みてもなかなか思うように元気を取り戻してはくれません…

せっかく生けた植物たち…なるべく長く飾り続けていたいものですよね。

今回は、お花屋さんに教えてもらった葉物をシャキッとさせる技をお伝えします。
手元にはお供えに使う樒(しきみ・しきび)がありましたので、こちらを元気にしてみようと思います。

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葉物をシャキッと元気に

まずは、よく切れるハサミで元気がなくなった葉物の茎元 1cm ~ 2cm をカットします。

ピンク色のはさみで植物の茎をカットしている

沸騰する程度の熱いお湯に茎元を1分ほど浸します。

お湯の張られた白いお皿に植物の茎をひたしている

すぐに冷たいお水に移し、なるべく立てるようにして涼しい場所に置いておきます。
しばらく経ちますとこのような元気なお姿に。

元気な緑の葉物植物が白い花瓶に生けられている

解説

緑色の植物が元気になっているビフォーアフター

一連の手順は「湯揚げ」と呼ばれ、お花屋さんではよく知られている方法です。
同様の手順で切り花なども元気にさせることが出来ます。

なぜしおしおになった葉物や切り花が復活しにくいのかと言うと
「植物がお水を吸い上げる力が弱まっているから」なんです。

本来、植物に与えた水や肥料などは導管を通って吸い上げられていきます。

しかし、バクテリアの繁殖や茎に気泡が入り込んでしまうことによって導管が詰まり、植物のすみずみまで水や肥料を十分に行き渡らせることが出来なくなります。

よく切れるハサミで茎元をカットしたのは

  • バクテリアの繁殖を防ぐ
  • 切り口を斜めにし、吸水面積を広くする
  • 切れ味の鋭いハサミで勢いよく切り、導管をつぶさないようにする

という3つの目的がありました。

熱湯を使用するのは、茎内部の気泡を植物の体外に押し出し、水の吸い上げをサポートするため。

これらによって、植物達は水を吸い上げる力を高めて、元気なお姿を見せてくれるのであります。

正しい湯揚げのやり方では、デリケートな花や葉部分を新聞紙等で包み、水蒸気で植物が傷つかないように防ぎます。

また、飾るお花や植物によっては効果が薄いものもあります。
一般的にはチューリップなどの球根植物や茎の水分が多いお花などには向いてない方法なのだそう。

逆に効果的なのは、バラや菊、マーガレットやカスミソウなど、花をたくさんつける種類のお花たちになります。

プレゼントにお花を頂く機会などがある場合にも、是非チャレンジしてみてください。

うちのママちゃんは知っていたこの技。
もしかして知らないのは私だけで、実は常識だったりするのでしょうか…?( ´ω`)

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